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松山の国重要文化財で地元出身学生がチェンバロリサイタル

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 松山の国重要文化財「萬翠荘(ばんすいそう)」(松山市一番町3)で3月16日、「バッハへの流れを辿って~曽根田駿チェンバロリサイタル~」が開催される。

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 曽根田さんは松山市出身で、4歳よりピアノを始め、高校在学中にチェンバロの魅力に引かれ転向。現在、東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻3年次に在籍し、ソロ・アンサンブル共に学内外で研さんを積んでいる。

 同リサイタルはイングランドで活躍したウィリアム・バート作曲「ファンタジア」やフランスで活躍したジャン=アンリ・ダングルベール作曲「ファエトンのシャコンヌ」、ドイツで活躍したヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲「イギリス組曲第5番」など6曲を演奏予定。

 「バッハはとても勤勉な音楽家で、多くの音楽のスタイルを吸収し作品の中に取り入れていった。今回の演奏会では前半にバッハが活躍するより前にヨーロッパ各国で活躍した音楽家の作品を、後半はそれらを取り入れたバッハが書いた、全く違う特徴を持つ2つの作品を演奏する。チェンバロの持つ豊かさを楽しみながらゆっくりと聞いていただければ」と曽根田さん。

 開演時間は14時30分(14時開場)。チケットは前売り1,000円、当日1,500円。

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