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愛媛県美術館で「金澤翔子書展」 30歳記念、代表作や新作も

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愛媛県美術館(松山市堀之内、TEL 089-932-0010)で6月11日から、「金澤翔子書展」が開催される。

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金澤翔子さんはダウン症の書家として活動。5歳より母の泰子さんに師事し、書を始めた。2005年、20歳で初個展を開催して以降、2009年には京都・建仁寺(けんにんじ)へ「風神雷神」を奉納し、東大寺、中尊寺などでも個展を開催。2012年にはNHK大河ドラマ「平清盛」題字を担当している。

金澤さんが30歳を迎えるのを記念して開かれる同展。金澤さんの原点でありライフワークでもある「般若心経」作品を中心とし、これまでの代表作や書き下ろしの新作も多数織り交ぜ、同展でしか見られない作品も多数公開する。

6月11日18時30分から、泰子さんによる記念講演会を松山市市民会館中ホールで開催する。参加無料(先着順)。金澤さんも来県予定。同28日14時からは同館新館エントランスで金澤さんによる席上揮毫(きごう)が行われる。見学無料。

同展の観覧料は大人1,000円、高大生800円、小中学生500円。7月20日まで。

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