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今治・菊間で「菊間祭り」 迫力ある「お供馬の走り込み」を間近で

約300メートルの参道を駆け抜ける「お供馬」

約300メートルの参道を駆け抜ける「お供馬」

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 加茂神社(今治市菊間町浜)と周辺エリアで10月15日・16日、「菊間祭り」が開催される。

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 毎年10月の第3日曜に開かれる同祭。当日はみこしや獅子頭をかぶった人が一番上に立って舞を舞う獅子舞「継ぎ獅子」、竹で作った胴を布で覆い、その中に入って担ぐ「牛鬼」などが披露される。祭りを楽しもうと、例年6000~8000人が足を運ぶ。

 愛媛県の無形民俗文化財に指定されている「お供馬」は、馬を使った全国的に珍しい祭事。京都賀茂別雷神社の「競べ馬」の流れをくむもので、600年以上の歴史がある。6歳ごろから15歳までの子どもたちが騎手を務め、約300メートルの参道を美しく飾った馬に乗って一気に駆け抜ける。

 同祭担当者は「今年は14頭の馬がお供馬として参加する予定。伝統あるこの祭りをこれからも続けていければ」と話す。

 開催時間は8時ごろ~11時ごろ(お供馬の走り込みは16日8時~11時)。

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