松山・道後に「道後雑貨店」 一品ものにこだわり

道後雑貨店の外観

道後雑貨店の外観

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 松山・道後に雑貨店「道後雑貨店」(松山市道後樋又8、TEL 090-7577-4455)がオープンして1カ月がたった。

店内の様子

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 東京アンティーク(東京都江戸川区)の四国エリア代理店でもある同店。元々海外商品の買い付けや卸売りをしていたオーナーが営む同店は「シャビーシック」がコンセプト。木工品や布製品、生活雑貨、ステーショナリー、オーダーメードの家具など幅広いジャンルの商品を取り扱う。シャビーシックとは、味や品のある「粋なもの」を指す言葉で、同店では古ぼけた感じや、あえてさびのある商品、流木などの自然素材を使った商品をそろえる。

 同店で取り扱う商品は全国から集まった70人以上の作家が提供。中にはオーナー自ら手掛けた商品や、海外から買い付けた商品も並ぶ。同店オーナーは「ちょっと変わっていて、他の店では扱っていないような一品ものにこだわっている。全国からSNSを通じて集まってもらった作家さんは、シャビーシックなものづくりしている人ばかり。商品に偏りがないような商品作りに協力してもらったりしている」と話す。

 「人気商品」は「ワインの木箱」(1,500円)。子どものおもちゃ箱をはじめとする収納用具として使うのはもちろん、解体してプレートとして使うなど、さまざまな用途で使えるのが特徴。1カ月に20個ほど仕入れることができる商品だという。

 「若い人をターゲットにしている雑貨店が多い中で、シャビーシックという大人寄りのコンセプトにした店がどのくらいウケるか分からなかった。今は小さなお子さんから80代くらいのおじいさんまで、幅広い年代のお客さんが足を運んでくれるようになった。2時間くらい店内を見て回っているお客さんがいるところを見ると、シャビーシックな雑貨は年齢や性別に関係なく親しみを持ってもらえるものだと感じる」と同店オーナー。「長年の夢だったハンドメイドマルシェの開催も決まり、これを定期的なものにしていけないかと考えているところ。インテリアや木工品などを作るワークショップを開催できれば」とも。

 「道後雑貨店ハンドメイドマルシェ」は来年1月22日、クールス・モール(東温市見奈良)で開催。現在、出店者を募集している。出店費用は、160センチ×180センチ=3,000円、300センチ×180センチ=5,000円。申し込みは同店に設置している申込用紙とメールで受け付けている。

 営業時間は11時~19時(日曜・祝日は18時まで)。金曜定休。

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