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「みきゃんパーク梅津寺」 愛媛県産かんきつの多様な魅力を発信

12月9日にオープンしたみきゃんパーク梅津寺

12月9日にオープンしたみきゃんパーク梅津寺

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 伊予鉄道高浜線・梅津寺駅前に新たな観光施設「みきゃんパーク梅津寺」(松山市梅津寺町、TEL 089-992-9898)が12月9日、オープンした。

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 運営する修斗(松山市権現町、TEL 089-994-5684)は、かんきつの生産と加工・販売を行っており、「素材を生かした味づくり」がコンセプト。愛媛産かんきつPRの場を作りたいとの思いで「みきゃんパーク梅津寺」を建設した。

 店舗の1階はミカン加工場兼見学コーナーで、大きなガラス越しにジュースやゼリーの製造工程を見学できる。県内外の観光客に楽しんでもらえるようにと、愛媛の都市伝説として有名な「蛇口みかんジュース」も設置した。販売コーナーには、旬の品種をセレクトして愛媛のゆるキャラ「みきゃん」のパッケージで包んだ「味比べセット」や、飲む「みかんゼリー」がずらりと並ぶ。

 スタッフは「品種によって異なるかんきつの甘さや酸味、風味などの違いを味わってほしい。品種ごとの甘さや酸味の目安を示したグラフや、旬の品種が分かるカレンダーなども展示している。いろいろなミカンの種類を観光客にも県内の方にも知ってもらいたい」と話した。

 2階は地元産かんきつをふんだんに使ったスイーツを味わえるカフェで、ベランダから瀬戸内海を一望できる。

 カフェの人気メニューは、伊予柑(イヨカン)のソフトクリームにゼリー、マーマレードと伊予柑づくしの「伊予柑ソフト」(430円)。旬の品種を丁寧に手で絞って作る「季節の手絞りジュース」(500円)も好評。「みきゃん」や「こみきゃん」の顔そっくりのアイス(550円)も定番メニューとして販売している。

 オープン後初めての週末を前に、スタッフは「1階ショップ、2階カフェ、加工場のスタッフ一同、多くの皆さまの来館を心よりお待ちしている」と呼び掛ける。

 営業時間は9時30分~16時30分(夏季は変更あり)。月曜定休。入場無料。

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