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ファンガーデンで「観葉ジャングルフェス」個性的な大型観葉植物や希少種そろえる

MASAKI本店の「観葉ジャングル」を背景に宮本剛店長。中央奥には目玉商品の「サボテンブランチ」も

MASAKI本店の「観葉ジャングル」を背景に宮本剛店長。中央奥には目玉商品の「サボテンブランチ」も

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 園芸店「ファンガーデン」が、MASAKI本店(松前町東古泉)と砥部店(伊予郡砥部町重光)で「観葉ジャングルフェスティバル」を開催している。

ゴツゴツした質感と独特の雰囲気が魅力の「サボテンブランチ」

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 目玉商品は、ゴツゴツした質感が特徴の「ブランチ仕立て」の柱サボテン(6万500円~28万円)。最も大きなものは背丈ほどの樹高があり、樹齢も20年を超えるという。そのほか、小笠原諸島などに自生するタコの足のような根が特徴の「タコノキ」(1万4,080円)、マダガスカル産の多肉植物でコイン状の丸く硬い葉が特徴の「グリーンドラム」(2,820円)など、普段店頭に並ぶことが少ない希少な観葉植物を取りそろえる。

 店長の宮本剛さんは「新型コロナウイルスの影響で、今春は野菜苗の販売が例年に比べて1.5~2倍程度に増えた。野菜苗は価格も数百円以内と手頃で、収穫の喜びも得られるので、植物に初めて接する方のエントリー用として最適だったのでは」と話す。

 「自宅で過ごす時間が多くなった現在、植物の力でみんなに元気を届けたいと今回のフェスを企画した」と宮本さん。「大型の観葉植物は特に値も張り、野菜や花苗と比べると購入のハードルはかなり高くなるが、その分存在感も大きく、リビングにあると無いとでは家の雰囲気が大きく変わる。梅雨から夏にかけては観葉植物の生育期に当るため、状態の良いものを届けられる。多くの中から『これは』と思う一点に出合い、毎日世話する手間暇を『面倒』ではなく『楽しみ』に感じてもらうことで、生活にゆとりや潤いを生むきっかけになれば」と話す。

 「観葉植物は基本的に手が掛からず、とても育てやすいもの」と話すのは、店舗プロデューサーの辰野香織さん。初心者へのお薦めとして「サンスベリア(トラノオ)」を挙げる。

 「サンスベリアは10年ほど前に、マイナスイオンを多く放出し、空気清浄効果があるとして話題になった植物。大きくなりすぎることもなく、元気に育てば子株が出てにぎやかになり、株分けなどで増やすこともできる。乾燥を好むため水やりも週1回程度で良く、断水すれば冬の寒さも元気に乗り越えてくれる」と辰野さん。「置き場所や生活スタイルに基づいて相性のいい植物をお薦めし、管理方法もアドバイスするので気軽に相談してほしい」とも。

 営業時間は9時~18時。第1火曜定休。フェスの開催は、8月10日まで。

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