松山で秋の風物詩「出合のいも炊き」-25周年でイベントも

大勢で賑わう秋の風物詩―「出合のいも炊き」

大勢で賑わう秋の風物詩―「出合のいも炊き」

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 松山市重信川の近郊で現在、「出合のいも炊き」が行われている。

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 いも炊きとは、里芋を中心にだし汁で根菜類などを煮た郷土料理のこと。いも炊き会は愛媛県内各所で行われており、会場にて具材と鍋を借りて料理を行い、いも炊きを囲みながら宴を行う。

 松山市出合地区で行っている同会では、伊予名産の花かつおと昆布でとったコクのあるだし汁に、鶏肉、シイタケ、ニンジン、コンニャク、瀬戸内のタコやじゃこ天などを入れたその地方独自のいも炊きを用意しており、重信川の河川敷に設けた会場には1,000人ほどを収容する。松山市中心地からも近く、職場や町内会、家族連れなどで例年にぎわう。今回は25周年大感謝祭として、琉球太鼓の演奏やよさこい鳴子踊りなどが行われ、10月3日の十五夜に行われる「観月祭」でも同様のイベントを開催する。

 「すっかり松山の風物詩となった『いも炊き』で、秋を感じてもらえることはうれしい。親しい人たちと集まって一つの鍋を囲み交流を深めてもらえれば」と観光松山いも炊き会会長の峯本和也さん。

 開催時間は18時~21時30分。1人前の料金は、事前予約=1,600円、当日=1,800円。問い合わせは同会(TEL 089-931-6933)まで。

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