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今治で市民祭「おんまく」 継ぎ獅子や打ち上げ花火など

例年の様子

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 広小路お祭り広場と周辺エリアで8月6日・7日、「第19回今治市民のまつり おんまく」が開催される。

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 地元に馴染(なじ)みが深い音頭のコンテストや伝統芸能「継ぎ獅子(つぎしし)」が披露されるほか、打ち上げ花火なども行われる同祭は今年で19回目。元々あった祭り「港まつり」と「バリ祭」を統合し、「地元民による企画や運営を行うことでまちづくりになれば」との思いから開催する。「おんまく」とは、地元でいっぱい・思いっきりという意味があり、多くの地元民に参加してもらい、祭りを思いきり楽しんでもらいたいという願いが込められている。

 6日の「郷土芸能祭り」では、19団体600人が継ぎ獅子を披露する。継ぎ獅子とは人の上に人が立ち、獅子頭をかぶり獅子を舞う特徴的な獅子舞。獅子頭を被った子どもが一番上に立って舞を舞う獅子舞「三継ぎ獅子」も見ることができる。現在、愛媛県の無形民俗文化財に指定されている。

 当日は郷土芸能祭りのほか、「木山音頭」や「今治お祭り音頭」、「ダンスバリサイ」など地元に馴染みのある踊りを衣装や装備、元気、チームワーク、完成度、オリジナリティなど5項目で競うコンテストなども行う。

 7日はしまなみ海道の和太鼓のコンサートやムッシュみの吉さんによる大道芸パフォーマンス、市内外の高校生徒が歌や音楽、ダンスなどを披露する「one’s youth!!2016」のほか、約1万発の花火を打ち上げる「おんまく花火」を行う。花火は5部構成で、5部目に打ち上げる「15号玉 二度咲蝶々千輪」はおんまくの発展を願って花火業者からプレゼントされたものだという。

 開催時間は、郷土芸能祭り=17時40分~19時。音頭やダンスの披露=15時50分から、おんまく花火=20時~21時。

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