砥部で恒例「七折梅まつり」 和菓子や洋菓子店とのコラボ商品販売も

昨年のもちまきの様子

昨年のもちまきの様子

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 砥部の七折梅園(伊予郡砥部町七折)で2月20日から、「七折梅まつり」が開催されている。主催は農事組合法人ななおれ梅組合、砥部町観光協会。

和菓子店「別子飴本舗」とコラボして商品化した「シベリア」

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 砥部の特産品「七折小梅」の開花時期に合わせ、2月から3月にかけて毎年開催する同イベント。約30種類、1万6000本の梅が咲き、会場は梅の花の香りに包まれる。梅の花を楽しもうと、昨年は約4万人が会場に足を運んだ。

 会場では梅加工品の試食や販売をはじめ、農業アイドル「愛の葉Girls」のライブなどを行う。期間中の土曜・日曜には、餅つき大会、餅まき、梅の種飛ばし大会などのイベントも予定。

 今年は同組合の七折小梅を使い、和菓子店「別子飴本舗」(新居浜市郷)とコラボして商品化した「シベリア」(220円)をはじめ、ケーキ店「GIV(ギブ)」(松山市竹原)とコラボして生クリームに梅シロップ用に漬け込んだ小梅の実だけを混ぜ合わせて包み込んだケーキ「オムレット」(250円)、同組合員が手作りした「七折小梅ジャム(200グラム)」(450円)などを限定販売する。

 同イベント担当者は「花の見頃は天候や気候に左右されるが、おおむね2月末から3月末にかけてが見頃。今年はイベント会場から展望台へ続く道の整備を行い見通しがよくなったことで、斜面一面に広がる梅を楽しむことができる。梅の花を楽しみつつ、メジロやウグイスなどの野鳥の声や姿を探すことができるのも魅力」と話す。「引き続き梅園の整備に力を入れながら、県内外の人に七折小梅やそれを使った加工品を広めていければ」とも。

 開園時間は10時~16時。入場料は、一般=300円、中学生以下無料。3月10日まで。

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