牛をテーマに「牛想展」-牛頭守に由来する牛渕ミュージアム別館で開催

展覧会会場の牛渕ミュージアム別館の庭先。写真は仙九郎さんらの演奏とhappy+のパフォーマンス。

展覧会会場の牛渕ミュージアム別館の庭先。写真は仙九郎さんらの演奏とhappy+のパフォーマンス。

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 東温市の牛渕ミュージアム別館(東温市牛渕666、TEL089-908-7347)で12月6日、牛をテーマにした企画展「牛想展(ぎゅうそうてん)~牛頭守から物語の発信~」が始まった。

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 古民家を生かした館内には、県内外の小学生から大人までの作家37人が思う「牛」の作品約300点を展示する。使用した材質は、木、鉄、紙、陶器、石、ガラスなどで、平面、立体、工芸、オブジェなどさまざまな形状の作品が並ぶ。

 「当館は『牛渕字牛頭守(うしぶちあざこずもり)』と呼ばれ、県内でも珍しい疫病を防ぐ神=薬師如来と同体の神『牛頭天皇』に由来する土地である上に、来年のえとは「丑」。そこで、牛渕・牛頭守の地名にちなんだ『牛想アート』を発信し、ゲリラ的パフォーマンスやイベントでみんなに楽しんでもらいたいと思い企画した」と同館の住人兼企画発起人の河部樹誠さん。

 同13日の午後からは、同館の庭先のスペースでコンサートや踊りのイベントも開催された。当日は、松山市在住のミュージシャン仙九郎さんらによる演奏、happy+の踊り、西山毅さんの一人芝居などが行われ、観客を魅了。併せて、牛を模した牛ずし、チーズ、牛ステーキ、ワインなども振る舞われた。

 「人と人とがつながって刺激になる。今後も年に1~2回は開催していきたい」と河部さんは今後の企画に意欲を見せる。同展は期間中の土曜・日曜のみ開催しており、最終開催は今月20日・21日。開催時間は11時~17時。

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