愛媛県内の祭りやイベントを紹介する雑誌「えひめイベントBOX」の2013年版が4月10日、発行された。発行元は「えひめ地域政策研究センター」(TEL 089-926-2200)。
33年ほど前から毎年1回発行している同誌。県内各地のイベントを地域別に集めた「ピックアップイベント」や1年分のイベントカレンダー、特産市ガイド、湯あがりガイド、毎年テーマを決めた「特集」を掲載する。
34号目となる今回は、1007件のイベント情報を掲載。これまでのアンケートでの声に応え、フォントサイズやカラーなどをユニバーサルデザインに配慮したものにした。136ページ。
「ピックアップイベント」には県内20市町各ページに「センターおすすめイベント欄」を設けており、センターの職員が直接取材に行き、地域活性につながるイベントを取り上げている。イベント概要だけではなく、発祥の経緯や地域貢献の役割なども掲載している。
特集は「旅の感動と魅力を味わうえひめの絶景ポイント」をテーマに、四国中央市の夜景、伊予市の夕日、宇和島市の遊子水荷浦の段畑風景など県内38カ所を紹介している。
同センター研究員の岡田さんは「毎年アンケートを行っているが、早くからイベント情報を知ることができるので出掛けるのに役に立つなどの声をもらっている。冊子に使用しているキャラクターはイベントに合わせて表情や服装が変わっているので楽しんで見てもらえれば」と話す。
先着500人まで無料配布し、電話でのみ受け付ける。販売は行っておらず、市役所などの公共施設に閲覧用として設置する。詳細はホームページで確認できる。