若草幼稚園（松山市味酒町）で4月23日・24日の2日間、「松山ブックマルシェ」が開催される。

前回の様子（関連画像）

　主催は松山ブックマルシェ実行委員会。「松山の古本文化を盛り上げよう！」を合言葉に2015年2月に発足した任意団体で、市内外の古書店や書店スタッフ、本好きなど約10人で構成される。これまでに開催したイベントでは県内外から1500人以上が来場した。

　3回目の開催となる同イベントは世界本の日・こども読書の日となる4月23日にあわせ、同幼稚園が会場になった。今回は愛媛、香川、高知、兵庫、京都のほか、岡山と福岡が新たに加わり、25の古書店が出店し、約1万5000冊が出品される予定となっている。書店のほかにも、リトルプレスや古文具、古道具・似顔絵といった物販など、同マルシェの基本コンセプトである本や物語にまつわるものが並ぶ。

　渉外担当の松元誠さんは「第3回の開催を迎え、中四国最大級との評価をいただけるようになった」と話す。「会場をご提供いただいた若草幼稚園には『古書店主が選ぶ、園児に読んでもらいたい絵本』30冊ほど贈呈する予定」とも。

　開催時間は10時～17時（最終日は16時まで）。入場無料。