愛媛大学(松山市道後樋又)演劇部・演劇研究会が7月6日・7日、同大構内で合同7月公演「夜のキリン」を行う。
部員は1回生から3回生までの25人。同部では年に4回の定期公演を行っており、今回は、テレビドラマのサスペンスなどの脚本も手掛けるしゅう史奈さんの作品「夜のキリン」を演じる。
台本決めは部員の多数決で行った。演出を担当する3回生の宇都宮翔太さんは「普段の公演での明るい爽やかな内容とは違うが、来場者に楽しんでもらいつつ、何か心に残すことができるよう、全員で舞台を作り上げていきたい」と話す。
海岸近くの喫茶店「キリン」。店主である美咲は都市計画のため立ち退きを迫られていた。一方、弟の匡(まさし)は好き放題な生活を送り、店の金にまで手を出すようになる。そうした中、店を訪れるのはさまざまな問題を抱えた客ばかり。互いの心が通じ合わないまま、大人になった彼らが求めたのは、どこかきれいだった「あのころ」だった-。
開演は、6日=18時、7日=13時・18時。開場は30分前。チケットは、前売り=500円、当日=700円。愛媛大生協、松山大生協、DUKE、明屋書店松山本店・大街道、いよてつ高島屋などで取り扱う。問い合わせは制作部(TEL 080-6380-7703)まで。