松山で県内の祭りが一堂に会し「大みこし総練」 今年は前夜祭も

例年の様子

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 松山の城山公園(松山市堀之内)で9月18日、県内の祭りが一堂に会する「2016 大神輿総練(おおみこしそうねり)」が開催される。

台湾から来たオブジェが会場を彩る

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 「松山神輿」を集め松山市ならではの伝統文化を全国に発信していくことで、観光振興や地域の活性化を図ることが目的。2010年から開催され、今年で7回目。各地から集まったみこしを見ようと、昨年は約7万人が会場に足を運んだ。

 松山みこし14基のほか、宇和島市の「宇和島牛鬼」2体、新居浜市の「口屋太鼓台」1台、西条市の「西条楽車(だんじり)」5台などが参加予定。みこしによるパフォーマンスのほか、今治市の「継ぎ獅子」や大洲市の「大洲藩鉄砲隊」の伝統芸能が披露される。

 当日は、宇和島市の「じゃこカツ」や今治市の「しまなみ鯛(たい)だしラーメン」など県内の観光物産をPRするブースや農業アイドル「愛の葉Girls」のライブ、ゆるキャラの競演なども楽しめる。

 松山市が精力的に台湾との交流を深めていることなどを受け、今年は9月17日に前夜祭として「灯りの祭典~ランタン祭り~」も開催する。台湾で開催されている「ランタンフェスティバル」のオブジェ20体が会場を彩る中で女みこしや太鼓台、だんじりがパフォーマンスを行うほか、台湾の観光やグルメに関するコーナーも設ける。

 開催時間は、大みこし総練=10時~17時、前夜祭=18時~21時。入場無料。ランタンのオブジェは9月22日まで展示(点灯時間=18時~22時)。

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