NPO法人DAIS(愛媛県西条市、理事長:月原 光国)は、2026年5月19日より「DAISプロジェクト2026前期」を開始します。本プロジェクトは、徳島県那賀町・愛媛県伊予市を舞台に、異業種混成チームの企業人たちが自治体のリアルな課題に本気で向き合い、解決の提言を行うものです。同時に、参加者自身が次世代リーダーとして成長する実践型の人材育成プログラムでもあります。2018年の活動開始以来、四国全95自治体のうち21自治体との連携を実現し、参加者はのべ489名を超えました。2026前期の参加企業・団体を現在募集しています。

人口減少、少子高齢化、産業の空洞化といった課題は、日本全体が直面していますが、四国はその最前線に立っています。地方自治体は限られた人材・予算の中で複雑化する社会課題への対応を迫られ、民間企業の知見やリソースを必要としています。一方で、企業もまた変化の激しいVUCA時代において、課題に粘り強く向き合い、自ら動けるリーダー人材の育成という共通の悩みを抱えています。
しかし、自治体が民間のリソースを活用したくても「アイデアに限界がある」「人が限られている」「検討する予算・時間がない」という壁があるのが現実です。一方、企業側には「育てたい人材はいる」「研修費用は出せる」「しかしリアルな研修の機会がない」という実情があります。
DAISプロジェクトは、この双方の「欲求と能力の補完関係」に着目し、企業と自治体が互いの強みを持ち寄ることで、両者の課題を同時に解決する仕組みです。"課題先進地域"である四国だからこそ、世界に先駆けて人口減少・少子高齢化時代のオルタナティブを提示できると確信しています。
多様な企業・団体などから集まった参加者が、異業種混成の8チームを組成し、約2~3か月・全4回(計8日間)のセッションを通じて、自治体(答申先)のリアルな課題に対するソリューションを開発し、首長へ提言します。特に優秀な提言は自治体の施策として実装されることが約束されており、参加者も自治体も「全員本気」で臨むプロジェクトです。
プログラムは「プロジェクトパート(課題解決)」と「リフレクションパート(内省・振り返り)」の2軸で構成されます。チームにはリフレクションを専門とするメンターが常に帯同し、参加者が自己の思考・行動のクセに気づき、リーダーとして成長することをサポートします。
▼ 2026前期の概要
- 答申先:徳島県那賀町 / 愛媛県伊予市
- セッション
1:2026年5月19日(火)~20日(水)@那賀町(合同開催)
2:6月3~4日@那賀町 / 6月4~5日@伊予市(個別開催)
3:6月25~26日@那賀町 / 6月24~25日@伊予市(個別開催)
4:2026年7月21日(火)~22日(水)@伊予市(合同開催)
- 参加費
150,000円/人
※大学生:参加費無料
- 参加方法:以下フォームよりお申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfulhhET-0IeTFtxBW6VaybjNAtPA1C01wcybwOOZmUrrmmbQ/viewform- 申込締切:2026年4月24日(金)
DAISプロジェクトが目指すのは、単なる企業研修や行政支援の枠を超えた、社会変革の実装です。
◎ 個人・企業への価値
参加者352名を対象としたアンケートでは、「メタ認知力」「受容性」が98%向上、「複雑性への耐性」92%、「共感力」「役割理解」94%など、VUCA時代に求められる能力の大幅な向上が確認されています。座学研修では体得しづらい「自分と向き合う力」「他者と協働する力」を、リアルな課題への挑戦を通じて身につけます。
◎ 自治体・地域への価値
過去の事例では、愛媛県松野町での「私たち立#マツノイズム高校」設立、徳島県つるぎ町のオリジナルスマホRPGゲーム「ツルギスタ」の制作(予算措置1,850万円)と「チャレンジショップ」開業、高知県日高村での「イタリアン鮎釜飯」のメニュー商品化など、提言が実際に地域に根付いた事例が続いています。プロジェクトを通じて地域のファンが生まれ、課題解決の当事者が増えていくことも、大きな効果です。
◎ 四国からオルタナティブを示す
課題先進地域だからこそ、日本の未来に向けた答えを生み出せる。これがDAISの根本的な信念です。人口減少に直面する地域で、企業と行政が垣根を越えて本気で向き合うことで、ローカルからの官民連携事業の代表格となり、世界に先駆けた持続可能な地域モデルを提示することを目指しています。


2021年NPO法人設立以来、これまでに四国の全95自治体のうち21自治体との連携を実現し、参加者はのべ489名に達しました。事務局・関係者を合わせると500名以上が関わる規模に成長しています。
今後は四国の全自治体との連携を視野に活動を拡大しつつ、DAISコミュニティ(Slack参加314名、自主活動メンバー50名超)をプラットフォームとした継続的な官民連携エコシステムの構築を目指します。また、プロジェクト終了後も参加者がDAISに関わり続ける「DAISコモンズ(共有財)」としての機能を強化し、四国発のオルタナティブな地域モデルを全国・世界へ発信していきます。
法人名:NPO法人DAIS
所在地:愛媛県西条市大町1663番地
設立:2021年5月
理事長:月原 光国(住友重機械マテリアルソリューションズ株式会社 代表取締役社長)
ウェブサイト:
https://www.dais-p.org/
2021年に設立された特定非営利活動法人です。「DAIS」は、Diversity(多様性・異業種)/Authentic・Alternative(本物の、新たな)/I(私自身のリーダーシップ)/Social・SHIKOKU・SETOUCHI・Sustainability(社会・四国・瀬戸内・サステナブル)の頭文字からなる造語です。「課題先進地域」である四国を舞台に、異業種・異世代の企業人や学生が混成チームを組み、自治体のリアルな地域課題に挑む「DAISプロジェクト」を主催しています。2018年の活動開始以来、四国四県の自治体と連携し、これまでに約500名の参加者がプロジェクトに参画しています。人口減少時代における、地域と企業のサステナブルな関係を、四国から全国へ発信しています。