伊予・双海町で「ふたみTフェス」 Tシャツ約200枚、海風にそよぐ

今年は約200枚のTシャツが集まる

今年は約200枚のTシャツが集まる

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 伊予・双海町の「ふたみシーサイド公園」(伊予市双海町)で9月17日から、「Futami Tshirt Art Festival」が開催される。

夕日に染まるTシャツ

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 2014年から開催され、今年で3回目を迎える同イベント。同イベント担当者の中村太一さんは「20年ほど前から高知県で開催されている『Tシャツアート展』に魅力を感じ、愛媛県でも同様のイベントを開催したいと思った。双海町の町おこし援助にもなればと思ったのがきっかけ」と話す。

 公募で募集したデザインをプリントしたTシャツなど約300点の作品を、ビーチ一面に展示。その景色を見ようと1日約2000人が会場に足を運ぶ。Tシャツを掛ける支柱には、増竹林が問題になっている町内の竹を切り出して採用するなど、地域の課題も活用して開催する。

 今年は「Tシャツアクアリウム」のコーナーを設置。双海に住む海の生き物や、想像上の生き物など双海に住む子どもたちがデザインしたTシャツを展示する。

 「夕やけ大賞」や「こやけ賞」など4つの賞に加え、今年から「Oak賞」を設ける。同賞はジーンズやカジュアルウエアなどの小売り販売を行う「チョウヤ」(松山市湊町3)が経営するセレクトショップ「united Oak(ユナイテッドオーク)」とのコラボで実現。united Oakの担当者が選考を行い、同賞を受賞した作品はTシャツやその他の商品として商品化し、各店舗で販売する予定。

 中村さんは「さらに応募数や来場者数を増やしていきたい。増竹林の問題解決に向けても助力になれば」とも。

 開催時間は11時から夕日が沈むまで。9月19日まで。

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