県が「えひめ結婚支援センター」開設-婚活支援施策に応募者多数

県が独身男女の出会いを支援する「えひめ結婚支援センター」への登録は携帯で気軽にできる

県が独身男女の出会いを支援する「えひめ結婚支援センター」への登録は携帯で気軽にできる

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 愛媛県は昨年11月、子育て支援課が中心となり「えひめ結婚支援センター」(松山市大手町2、TEL 089-933-5596)を立ち上げ、結婚を希望する独身男女に出会いのイベントを提供し、反響を得ている。運営は愛媛県法人会連合会が行う。こうした県の取り組みは全国でも行われており、愛媛県は21番目。

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 「対象となる独身者がきわめて多く、また増加しており、民間では対応しきれない状況だった」と同センター・コーディネーターの藤崎さん。設立から本年度3月までに500人の登録を目標に、ポスター、チラシ、ホームページで、会員の登録受け付け(無料)を始めたところ、約2カ月で目標を大幅に上回る、20代後半~50代の男女2,500人のメールマガジンの会員登録があり、現在も増え続けている状況。

 昨年12月に市内のホテルで行われた1回目のイベントでは、募集人員100人(男50人・女50人)に対して400人以上の応募者が殺到したため、参加者は抽選となった。「1割くらいのマッチングを予想していたが、実際は19組のカップルが成立した。参加者の皆さんが、真剣に交際したいという気持ちが伝わってきた」と話す藤崎さん。

 同センターでは個人の登録を呼びかけるほか、各企業の応援や協賛も広く募っている(無料)。現在予定している1月のイベントも、企業主催のバスツアーやカフェでの食事会など各企業の特長を生かしたイベントが目白押し。ホームページで周知すると、1~2日で定員をオーバーするなど大好評。参加者から1人1回につき500円のセンター支援金を集める以外は、参加料も企業側で自由に設定できるというメリットもある。

 藤崎さんは「今後は、南予、東予でも応援企業募集の告知活動を行い、イベントの回数も増やしていきたい。企業側を集めた説明会を実施したり、会員向けの自己磨き講座も開催したい」と意欲をみせる。

 個人会員の登録方法は、携帯電話でQRコードを読み取り、自分のアドレス、年代、登録の目的を登録する。同センターからの登録完了のメールが届けば、あとは随時イベントの案内が送信されてくるので、希望のイベントに申し込む。具体的なイベントは同センターホームページで確認できる。応援・協賛企業やボランティア推進員の登録も同様に携帯から可能。問い合わせは同センターまで。

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