松山に「カフェスパジオ ボタニカ」-イタリアンハーブなどの葉物野菜も

北条の農家から仕入れた野菜を使ったボタニカの「ガーデンサラダ」

北条の農家から仕入れた野菜を使ったボタニカの「ガーデンサラダ」

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 松山に4月29日、カフェ「caffe Spazio botanica(カフェ スパジオ ボタニカ)」(松山市中村2、TEL 089-933-0101)がオープンした。

ボタニカの店内

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 代表・門田功さんの妻がオーガニックレストランを開きたいと思い始めたことがきっかけだったが、これまでオーガニック料理の調理経験がなかったため、まずドリンクを主体としたカフェとして経営を始めた。店名の「ボタニカ」は植物学の意。人は肉も食べるが野菜も食べ、肉である牛や豚も牧草などの植物を食べることから、門田さんは「植物=原点」と捉え店名にした。

 席数は46席。外観はチョコレートブラウンに、店内は真っ白にし、イメージを大きく変えている。店内を白くしたのは、来店客がいることでさまざまに色付けされているというコンセプトに沿ったもの。店内に置くものは極力シンプルにしている。

 「昔の日本の家は応接間などに人を呼んでいろんな話をしていたが、今はマンションに住むようになって家に呼ぶより外食が多くなった。外で食事をしながら話すと周りの雰囲気を気にして好き勝手な話ができないので、少しでも自分の家のようにゆっくりとしてもらえたらと思い、一つひとつの個室をできるだけ広くした」と門田さん。個室のベンチ幅は、一般の飲食店で120センチのところ同店では180センチほどにしている。

「食器はドイツ製のものを使っている。普段はあまり使われない、なじみのない食器を使ってもらうことで、食事以外の楽しみの一つとして楽しんでもらいたい」とも。

イタリアンハーブなどの外国の品種葉物野菜を生産する北条の農家から野菜を仕入れている同店。メニューは「BLTサンドイッチ」(ドリンク代+300円)、「ガーデンサラダ」(ドリンク第+250円)など。ドリンクメニューはコーヒー(500円)、アレンジコーヒー(600円)、専用のマシンで豆をプレスする「フレンチプレスコーヒー」(550円)。ケーキは「フランス菓子ESPRIT(エスプリ)」(松山市北条辻)のケーキを提供している。モーニングは終日提供しており、ランチは数量限定で用意する。

 オープン後の利用客は40代以上の女性が多く、夕方以降は20~30代の女性グループやカップル多いという。また、想定して以上に男性客も利用しているという。

営業時間は9時~24時(ランチは11時30分~)。

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