砥部焼伝統産業会館（伊予郡砥部町、TEL 089-962-6600）で現在、夏をテーマにした作品を展示する「夏の砥部（とべ）焼2012」が開催され、14日から「砥部焼まどんな展」も同時開催される。

昨年の「砥部焼まどんな展」の様子

　年1回夏に開く同展は今年で4回目。28の窯元から出品され、砥部焼で作った風鈴やそばちょこ、ビアカップなど夏らしい作品147種類695点が展示される。同館では通常、入場料がかかるが、同展の作品はロビーに展示しているため、無料で見ることができる。

　14日から始まる「砥部焼まどんな展」は、1989年の開館以来、毎年開催している恒例の企画展。24回目となる今回は、女性陶工23人が出品予定。比較的に大きな作品はなく、食器や花器を中心とした作品が並ぶ。

　開館時間は9時～17時。月曜定休。入場料は、一般＝300円、高校生・大学生・65歳以上＝200円、小・中学生＝100円（「夏の砥部焼2012」のみ入場無料）。開催期間は「夏の砥部焼2012」＝9月2日まで、「砥部焼まどんな展」＝8月19日まで。