松山のうどん店、レトロ・イメージにリニューアル-個室感覚打ち出す

新メニューとして加わった「鴨汁うどん」(750円)

新メニューとして加わった「鴨汁うどん」(750円)

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 松山のうどん店「大黒屋 本町店」(松山市本町6、TEL 089-924-0557)が3月3日、リニューアルオープンした。

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 今年で32年目を迎える同店は、「時代の変化に合わせてイメージチェンジを図るため」(同社副社長の山野本伸二さん)内装などの刷新を図った。エントランス前に新たに落ち着いた雰囲気の待合室を設けたほか、以前はオープンな印象の強かった客席にも仕切りを付け、個室の雰囲気を出した。カウンターでも向かい合った人の目を気にせず、ゆっくりと食事を楽しめるように工夫した。

 「リニューアルでは、古さの中に新しさのあるレトロなイメージの店舗にした。ただ食事をするだけではなく、食事の時間をゆっくりと楽しみ、くつろげるような店にしていきたい」と山野本さん。エントランスにはスロープも設け、バリアフリーにも注力した。店舗面積は約50坪で、席数は80席。

 主なメニューは、「大黒うどん」(850円)「福うどん」(700円)「弁天うどん」(880円)など。リニューアルを記念して、西日本ではまだ珍しいつけ麺「鴨汁うどん」(750円)もメニューに加えた。「油っこさがなく、さっぱりしており、温冷用意している。うどんのコシをしっかりと味わえて冷たい方がおすすめ」(山野本さん)とも。

 「今回のイメージチェンジを期に、今までのファンだけでなく、まだ当店を知らない人や若い層も気軽に来てくれるようになれば」(同)とリニューアル効果に期待を寄せる。

 営業時間は11時~22時。第3水曜定休。

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