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松山でピアノフォルト・リサイタル-音色が多彩な楽器でバッハを演奏

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 松山・ハーモニーフジタ(松山市空港通1)で9月14日、武久源造さんのピアノフォルト・リサイタル「進化するジルバーマン・ピアノ 未来へ駆けるバッハ」が行われる。

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 「バッハは時代的にはチェンバロの完成期とピアノが発明されたばかりのころに重なっており、これまで一般に思われていたよりももっとピアノを弾いていた可能性が高いことが、最近の研究で明らかになりつつある」と同コンサート担当、杣人コンサート運営の宮武誠一さん。

 当時使用されていたピアノは、現在「ジルバーマン・ピアノ(ピアノフォルト)」という名で呼ばれており、今のピアノより音色は多彩であるという。「バッハがこんな新しい楽器に出合ってどんなにワクワクして音楽を作ったかを追体験しようというコンサートなので、ぜひ楽しんでほしい」と話す。

 今回使う楽器はバッハが弾いたピアノを複製したもので、日本には現在1台しかなく、東京から運んでくるという。松山へは過去にも何度か運ばれて聴かれた楽器ではあるが、武久さんの探求による改造を経てさらに磨き上げられているという。バッハの6曲を演奏。出演は武久源造さん(ピアノフォルト)、山口眞理子さん(バロック・バイオリン)。

 14時40分開演。料金は一般3,000円、大学生以下1,500円(当日券は各500円増し)。

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