東温市のレスパス・シティ(東温市見奈良、TEL 089-964-4409)で9月11日、「第32回どてかぼちゃカーニバル」が行われる。
主催団体である東温市青年農業者協議会のメンバーの一人が農業研修で訪米した際、最大直径1メートル近くに育つ飼料用カボチャ「ビッグマックス」の種を持ち帰り育てた「どてかぼちゃ」を通じて地域との交流を深めるため、1985(昭和60)年に全国で初めて開催した同イベント。例年3000人以上の人が足を運び、家族連れや農家など幅広い年齢層の人々でにぎわう。
当日は、かぼちゃを積み上げるゲーム「かぼちゃタワー」や「どてかぼちゃ重量当て」が行われるほか、「ハロウィンかぼちゃ温温(ぬくぬく)」が提供するカボチャのカービング体験や、「青年農業者オリジナルカレー」の販売を行う。
カボチャの大きさや重さを競うコンテストも行われ、カボチャの出品者には「オリジナルTシャツ」を進呈。出品したカボチャはイベント終了後寄付することも可能で、寄付されたカボチャは当日、1個500円で希望者に販売する。
同イベント担当者は「オリジナルカレーの販売は、野菜をそのまま売るのではなく一工夫加えて提供したいという農業者の思いがあり、今年から始めた」と話す。「現在の開催地が狭く感じるようになってきたため、今後はもう少し広い場所で開催することができれば」とも。
開催時間は、イベント=10時~13時50分、カボチャの販売=14時~14時30分。入場無料。