松山・城山公園（松山市堀之内）で10月15日、ピクニックイベントが開催される。主催は、地元有志でつくる「公園まちづくり＠松山」。

フォトプロップスを作るワークショップ

　「松山アーバンデザインセンター」（湊町）を拠点に大学生と社会人計7人で組織する同団体が取り組む「公園まちづくりプロジェクト」の一環。

　同団体ではまちづくりを考えるに当たり、「どんな町に住みたいか」「どうすれば楽しい町になるか」を話し合い、公共空間である同公園に着目。「芝生広場や美術館を備え、利便性の高い場所」という同公園の特長を生かし、公園を楽しむきっかけづくりを創出しようとイベントを企画した。

　当日は、芝生広場の一角にピクニックエリアを設け、シート、トレー、バルーンなどの「ピクニックセット」（一人＝300円）を貸し出す。このほか、ヨガ、ピラティス、フォトプロップワークショップなど所要時間約60分のアクティビティーや、「レコードタイム」、しゃぼん玉、トランプなどの遊具も用意する。アクティビティー参加料は各500円。予約優先。

　同イベント担当者は「このイベントが無くても、人々が公園を楽しむようになり、公園が居場所になり、にぎわいの場になることを目指している。飲食店のブースがズラリと並んだり、大掛かりなことをしたりするものではないが、いろいろな人に協力してもらいながら、小さなにぎわいの種をまくことができれば」と話す。

　「イベント後は、今回の取り組みを通じて培ったノウハウを詰め込んだハウツー本の作成も検討している」と意欲を見せる。

　開催時間は11時～16時。