松山総合公園（松山市朝日ヶ丘1、TEL 089-923-9439）で8月2日、「第2回ツリーイング体験会」が行われる。主催は、ツリーマスタークライミングアカデミー愛媛、愛媛県キャンプ協会、松山市レクリエーション協会の3団体。

　同イベントは、4歳以上の子どもを対象に、木登りに使用する用具の使い方や、安全に登るための技術を、愛媛県キャンプ協会理事長で、ツリーイングのインストラクターの資格を持つ今井健志さんらが中心となって教えるもの。参加者は10メートルの木登りにチャレンジする。

　「大人も子どもも、野外でできる活動をもっと知り楽しんでもらいたい。その一つの導入手段として、ツリーイングを愛媛でも体験できるように今年5月から活動を始めた。ツリーイングは安全な遊びだが、一歩間違えれば危険なことにもなりかねない。専門の指導員の下、正しい登り方を身に付けて遊んでもらえれば」と今井さん。

　「何回か木と触れ合っていくことで、木に登るという行為から木そのものに対する関心が高くなっていく。1本1本の違いに目をやることで、傷ついている木にも目が止まるようになる。遊びを通して自然が壊れていっている現状や危機感なども少しずつ感じてもらえれば」とも。

　開催時間は、午前の部＝10時～12時、午後の部＝13時～15時。事前の申し込みが必要で、現在は午後の部のみ受け付けている。参加費は3,500円。問い合わせは松山市レクリエーション協会（TEL 089-933-2576）まで。