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愛媛大学「まちなか大学」開講 新しい価値観軸にトークイベント型講座

第1回まちなか大学打ち合わせの様子(左から、山口さん、澤田さん、帽子さん、青砥穂高さん)

第1回まちなか大学打ち合わせの様子(左から、山口さん、澤田さん、帽子さん、青砥穂高さん)

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 愛媛大学(松山市道後樋又10)地域共創研究センターが主催する「まちなか大学」が本年度からリニューアルし、6月17日に公開講座が開催される。

 「まちなか大学」の前身となるのは、2004(平成16)年年11月に同センターが「mitまちなか大学」として創設した市民公開講座。松山市の中心市街地にサテライト分室「mit」を開設して、法文学部の教員などを中心としたメンバーが、生活に密着した話題性のあるテーマを選び、市民向けの講座を開いてきた。

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 新しくなった「まちなか大学」を運営するのは、愛媛大学社会共創学部准教授の山口信夫さん。「社会をよりよくするための知見を幅広く共有すること」を目標に、愛媛を元気にする活動の実践者などをゲストに招き、年間5~6回程度、トークセッション形式の公開講座開催を予定している。

 第1回のテーマは「大洲、7月豪雨からの再建:Reboot Project」。大洲市でナチュラル素材にこだわった服作りを実践する「Sa-Rah」(大洲市五郎)店主の帽子千秋さんと、「酒乃さわだ」(大洲市五郎)店主の澤田典康さんをゲストに迎え、サイボウズ松山オフィス(松山市二番町3)で開催する。

 公開講座の運営を担当する山口さんは「新しくなった『まちなか大学』では、若い世代の間に広がる『新しい価値観』を意識してゲストを選びたいと考えている」と話す。「今回のゲストの帽子さんは、昨年の豪雨災害で倉庫に保管していた在庫の服が浸水するという大きな被害に遭ったが、洗浄過程で縮んでしまった服を『再起動(reboot)』の象徴としてあえて販売することを選択し、多くの消費者の共感を得た」

 澤田さんについても、「店舗が豪雨の被害に遭い、一時は廃業も考えたが、現在は帽子さんの店舗の隣接地に新店舗をオープン。大洲の中心市街地を盛り上げる『城下のMACHIBITO』実行委員長も務めている。今回は、災害からの復旧についてだけではなく、起業や店舗デザイン、さらには新しい時代の働き方ついても話を伺いたいと考えている。講師にとっても聞き手にとっても楽しい話になることを目指しているので、ぜひ会場に足を運んでみてほしい」と続け、来場を呼び掛ける。

 開催時間は18時30分~20時30分。参加無料。「まちなか大学」に関する情報は、フェイスブックページで発信する。

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