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伊予路に春呼ぶ「椿まつり」 境内に愛媛県産グルメのマルシェも登場

多くの人が行き交う、椿神社境内入り口の大鳥居前

多くの人が行き交う、椿神社境内入り口の大鳥居前

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 「伊予路に春を呼ぶ」といわれる「椿まつり」が1月31日~2月2日、伊予豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)(松山市居相2)で行われた。

 「椿神社」「お椿さん」として古くから親しまれている伊予豆比古命神社の椿まつりは、旧暦の1月7~9日に当たる3日間、昼夜通して行われる恒例行事。歩行者専用道路となった全長約1.5キロの参道両側には約800店の露店が立ち並び、縁起開運や商売繁昌を願う約50万人の参拝客でにぎわった。

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 境内入り口の大鳥居付近には「おたやん飴」と呼ばれる縁起飴や、小さな熊手から初め、ざる、俵、宝船、扇と毎年順に買いそろえていく縁起物の屋台が並ぶ。大きな宝船などが購入されると、威勢のよい三本締めの掛け声や拍子が周囲に響き、にぎやかさに拍車を掛けた。

 例年、「貸銭(かしぜに)神事」「お忍びの渡御(とぎょ)」「合わせ火」など、全国でも類を見ない特殊な神事も行われる。昨年の元旦に始まった新しい厄払い「厄玉祓」では、参拝者が次々に自身の息を厄玉に吹き込んで穢(けが)れを移し、祓岩(はらいいわ)に投げつけて厄を砕き清める姿が見られた。

 今年は、愛媛県産のグルメなどが楽しめる「つばきマルシェ」も境内の駐車場で初開催。県内の業者が協力して企画し、委託販売も含めた約11店が出店した。神社に縁のある五色そうめんを使った煮麺(にゅうめん)、愛南漁業が販売する名産のヒオウギガイや地域ブランド愛南カキの蒸し焼き、水口酒造の道後ビール・道後カレーなどの露店が並び、イートインスペースでは多くの人が地元グルメに舌鼓を打った。

 「つばきマルシェ」を企画した「えひめ愛顔みきゃんの会」代表の村上さんは「参拝者の皆さんに愛媛のおいしいものを食べて笑顔になってもらえればうれしい。今後も続けていきたい」と笑顔で語った。

来年の椿まつりは2月18日~20日に開催予定。

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