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大街道で「マッスルオープンin松山」 筋トレやダイエットの素晴らしさ発信

イベントを運営するフィットネストレーナーの二宮さん(左)、大西さん(中央)、マツモさん(右)

イベントを運営するフィットネストレーナーの二宮さん(左)、大西さん(中央)、マツモさん(右)

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 筋トレやダイエットの素晴らしさを松山の人たちに発信し、「健康都市・松山」を目指すプロジェクト「マッスルオープン in 松山」が7月25日、開催される。

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 企画したのは、高タンパク・低脂質なヘルシーメニューを愛媛に広める活動を行っているキッチンカー「マッスルキッチン」代表のマッスル・マツモさん。エニタイムフィットネス谷町(松山市谷町)を中心に、市内各所でプロテインスムージーや高タンパク・低カロリーな「マッスルスパイスカレー」「ローストビーフ丼」などを販売するほか、企業や自宅にヘルシーメニューを届ける「マッチョの宅急便」などのユニークなサービスも展開している。

 イベントではベンチプレス大会やボディビル大会、フィジーク大会のほか、トークイベントも開催。体重116キロの「デブキャラ」から一転、「腹筋を割る」身体改造ダイエットに成功したマツモさんが、ダイエット継続の秘訣(ひけつ)や筋トレの方法などについて話すほか、フィットネストレーナーでエニタイムフィットネス谷町(谷町)マネジャーの二宮祥樹さん、ピラティストレーナーでESNA(中央1)代表の中川陸さんとのトークセッションも行う。

 「筋トレに目覚める前、35歳当時の体重は116キロ。好きなものを食べ、好きなだけ寝て、それで人生は幸せだと感じていた」と話すマツモさん。友人の中川さんがたまたま自宅近くにフィットネスジムを開いたのをきっかけに、軽い気持ちでジムに通うことになったという。

 「最初は筋トレのやり方も分からず何度も挫折しかけたが、同じジムに通っていた筋トレ歴5年の友人や熱心に指導してくれるスタッフのおかげで少しずつトレーニングが楽しくなり、1年後には30キロ以上体重を落として別の人間に生まれ変わった」と話す。

 「大きな変化を感じ始めたのは、トレーニング開始から3カ月が経ったころだった」とマツモさん。「気付くと、集中力が格段に向上していた。代表を務める本業の不動産会社の業績も大幅にアップし、脂肪を効率よく燃やしながら筋肉を増やす食事にもこだわり始めて、2020年11月にはダイエット飯をプロデュースするキッチンカー『マッスルキッチン』の営業も始めた」とも。

 「トレーニングを通じて健康的な体だけでなく、何かを成し遂げるための行動力や、今までとは異なる価値観も養うことができた。朝イチで一番つらいトレーニングをしているので、その後の一日で大変なことが起きてもつらいとは感じないのが最大のメリット」と笑顔を見せる。

 ベンチプレス大会は、体重の80%のベンチプレスを挙げられる回数を競うもので、定員10人。フィジーク大会は「新人」と「一般」の2部門で各定員7人。ボディビル大会は定員7人で、6月30日まで参加者を募集している。

 「ボディビルは筋肉の大きさやバランスを総合評価する競技で、衣装は皆さんもどこかで見たことがあるブーメランパンツ。一方フィジークは衣装もハーフパンツで、体のバランスや笑顔も含めた全体的な美しさを評価する競技なので、ボディビルよりも気軽に参加してもらえるのでは」とマツモさん。各部門の優勝者には、賞金と記念品を贈る。

 会場は大街道商店街入り口のアエル松山(大街道2)前。「普段体を鍛えている人が、その努力を披露する場を提供したい。ダイエットの成功体験を聞いて勇気をもらい、体を鍛えるきっかけになってほしいと企画したイベント。通りがかった人にも『何しよるんやろか』と興味を持ってもらい、健康づくりのきっかけになれば」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は11時~17時。出場、観覧無料。出場者の募集は6月30日まで。

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