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モスバーガーが「真鯛カツバーガー」 愛媛産養殖マダイの消費拡大応援で

モスバーガーが5月20日に発売した「日本の産地応援バーガー真鯛カツ」

モスバーガーが5月20日に発売した「日本の産地応援バーガー真鯛カツ」

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 モスバーガーが5月20日、「日本の産地応援バーガー真鯛カツ<愛媛県愛南町>」を数量限定で全国発売した。

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 商品は、マダイカツ2枚にグリーンリーフ、千切りキャベツを合わせ、タルタルソースを掛けて仕上げたもの。刺し身用として出荷する養殖マダイを使っている。

 愛媛県の養殖マダイは1990(平成2)年以降、30年以上にわたって生産量全国1位を誇っており、1998(平成10)年以降は毎年3万~3万5000トン前後を生産しているが、コロナ禍の影響で昨年は出荷量が前年比50%まで減少。来年以降の養殖事業への影響が懸念される状態が続いている。

 モスフードサービス(東京都品川区)では、「日本中で生産者が困難を抱えている今だからこそ、ハンバーガーで産地の魅力とおいしさを届けたい」と県内の生産量のうち3分の1を出荷する愛南漁協と提携。140トン(7万尾相当)、約100万食分の養殖マダイを確保した。愛媛県庁で行われたオンライン販売報告会で、同社の中村栄輔社長は「取引先から事情を聞き、応援したいと考えた。新鮮なマダイなので本当においしい商品ができた。愛媛県産マダイの消費拡大につながれば」と話す。

 愛南漁協組合長の立花弘樹さんは「コロナ禍で養殖マダイがなかなか売れず、大きく育った2キロサイズのものがいけすの中に残っている状況。どうしたらいいのか悩んでいたところ、今回の企画を提案してもらい大変喜んでいる。子どもから大人までたくさんの人に食べてもらい、愛南のタイのおいしさが伝われば」と期待を込める。

昼休みに店を訪れた松山市在住の女性は「厚みのあるカリカリふわふわの香ばしいタイカツに、タルタルソースのレモン風味がアクセントになっていておいしい。飲食店などでの需要が減って養殖マダイが出荷できず困っているというニュースは耳にしていたので、愛媛県民としてとてもうれしい。ぜいたくなお昼ご飯を楽しんだ」と笑顔を見せていた。

 価格は530円。数量限定で、無くなり次第販売終了。

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