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映画「赤糸で縫いとじられた物語」に出演するのは、「トラノコパフォーミングアーツカンパニー」で学ぶ松山近郊の子どもたち

この映画で初監督を務めたのは姉の松下ユリアさん。衣装とプロデューサーを妹のエリカさんが担当した。日本では12月18日に初めてスクリーンで上映される。ユリアさんは「この映画は、実際に起きた四姉妹の事件と、寺山修司原作の“少女詩集”をモチーフにした物語。子供は大人のミニチュアではなく、独自の意思と感情、世界観を持って生きている。彼女たちには自分たちを取り巻く現実に悲しみや嫌悪感を示し、それを変えようと試みる力があるのに、なぜか大人たちは自分たちにも子供時代があったということを忘れてしまったり、もしくは気づかないふりをしていて、子供は無力だと思い込んでいる。この映画は、単純な子供向けの映画ではない。おとぎ話の中に現実社会が抱える家庭の問題を織り交ぜ、大人へ向けた少女たちの反逆のメッセージを伝えるとともに、どんな世代の人の中にも、小さなもう一人の“私”がいることを思い出してほしい」と話す。

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松山や大洲を舞台に撮影が始まる小野川浩幸・石原理衣監督の短編映画「寓-GUU-」の記念イベントが同18日、シネマルナティック(松山市湊町3)で行われる。

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