松山の中心市街地で9月15日~17日、約90店舗が参加する大規模街バル「まつやまバル」が開催される。主催は松山市。
同イベントは中心市街地とその周辺の地域の飲食店、商業者などの民間事業者が連携し、幅広い世代を対象に「食」を中心としたイベントを開催することで、まちなかへの来街者の増加や活性化を図ることが目的。企画運営はお城下松山(松山市大街道1)、協力は愛媛県社交飲食業生活衛生同業組合(千舟町1)。
「バル」は喫茶店や居酒屋、食堂、社交場を意味するスペイン語。参加者は5枚つづりの「HASHIGO TICKET」を購入し、店舗ごとに1チケットで1フードと1ドリンクを楽しめる。当日は飲食店以外のボーリングやカラオケ、美容関係の店も参加する。
松山市産業経済部地域経済課の担当者は「90店舗が参加する大規模な街バルは四国でも珍しい。街離れが進むなか、イベントをきっかけに来街者を増やし、活性化につなげれば」と話す。今回のイベントでは約3000人の参加を目標としている。
今回はファミリー層をメーンターゲットに据え、各店が子どもも大人も楽しめるメニューを用意する。参加店のマップは当日松山三越1階アトリウムコートで配布予定。
イベントの翌日から10日間、「あとバル」も開催。3日間のうちに参加できなかった場合やチケットを使い残した場合は「あとバル」協力店でチケットを1枚800円の金券またはあとバルメニュー交換チケットとして使うことができる。
「行ったことのないお店に1店舗でも多く行くきっかけにしてもらいたい。」とお城下松山のスタッフ。「この1回で終わらないよう、今回の反響を基に次回以降に改善し継続して取り組んでいければ」とも。
チケットは、前売り券=3,500円、当日券=4,000円。参加店舗とホームページで購入できる。