砥部焼伝統産業会館(伊予郡砥部町、TEL 089-962-6600)で現在、「砥部焼伝統工芸士会展2013」が開催されている。
砥部焼伝統工芸士は、伝統的工芸品として経済産業大臣より指定を受ける砥部焼を製造している技術者の中から、高度の技術を持っているとして伝統的工芸品産業振興協会より認定を受けた人のこと。
同展は毎年2回、1月と8月に開かれるもので、今年は砥部焼伝統工芸士17人による作品が展示販売される。14日には伝統工芸士によるろくろ実演も予定。職人の実演を間近で見ることができる。
同時にロビーでは「砥部焼干支(えと)展・巳(み)」を開催している。干支展は同館で毎年行われている恒例の展示会で、2013年の干支である「巳」をテーマにした砥部焼の置物や絵皿などを展示販売している。同館では通常、入場料がかかるが、同展の作品はロビーに展示しているため、無料で見られる。
開館時間は9時~17時。月曜定休。(祝日の場合は翌平日)入場料は、一般=300円、高校生・大学生・65歳以上=200円、小・中学生=100円(「砥部焼干支展・巳」のみ入場無料)。開催期間は「砥部焼伝統工芸士会展2013」=1月27日まで、「砥部焼干支展・巳」=同20日まで。