砥部（とべ）焼伝統産業会館（伊予郡砥部町、TEL 089-962-6600）で現在、「とべやきひなまつり展」が開催されており、2月2日から「とべうさぎうつわ展うめももさくら」が開催される。

　2007年に始まったひなまつり展は今年で7回目。当時、砥部焼でひな人形を作る窯元が増えており、ひな人形を集めた展示会が企画された。現在では毎年恒例の人気行事となっている。

　今年は18窯元から出品された砥部焼のひな人形や絵皿など約150点を1階ロビーで展示販売する。同館では通常、入場料がかかるが、同展の作品はロビーに展示しているため、無料で見ることができる。

2月2日に始まる「とべうさぎうつわ展」は1975（昭和50）年生まれの砥部焼陶工7人で結成されたグループ「飛兎会（とべうさぎのかい）」による作品展。今回はこれからの季節を彩る「うめ・もも・さくら」をテーマに花器や食器を中心とした作品を出品する。

　開館時間は9時～17時。月曜定休（祝日の場合は翌平日）。入場料は、一般＝300円、高校生・大学生・65歳以上＝200円、小・中学生＝100円（「とべやきひなまつり展」は入場無料）。開催期間は「とべやきひなまつり展」＝3月24日まで、「とべうさぎうつわ展」＝同3日まで。