松山にバックパッカー向け温泉旅館「どうごや」-昭和初期の木造建築再生

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 松山・道後に4月7日、バックパッカー向け温泉旅館「どうごや」(松山市道後多幸町、TEL 089-934-0661)がオープンした。

客室の様子

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 経営は道後舘などを運営する瀬戸内海汽船(広島市)。建物は昭和初期に建てられた木造建築物で、道後温泉の旅館の中では最も古い建物のうちの一つ。かつては高級割烹旅館として、その後道後舘別館の名で料亭として利用されてきた。同施設は夕食の提供は行わずサービスの簡素化を図り、バックパッカーやバイカー・サイクラ―など長期滞在も可能な旅館に業態変更した。

 客室は、個室5部屋のほか、男女兼用ドミトリー、女性専用ドミトリーなど合わせて7部屋。各客室には末広、湯月、千舟、朝美、高砂、久米、紅葉と道後周辺の松山の地名を付けている。39人まで収容可能。

 源泉掛け流しの温泉や共用リビング、冷蔵庫、炊飯器、食器類などをそろえた共用キッチン、共用パソコンを設置したパソコンルーム兼図書室など。朝食はセルフサービス(無料)。

 年間5000人の利用客を目標にしており、道後の国際化や地域活性化を目指す。

 チェックインは15時~22時、チェックアウトは10時。料金は1人1泊2,850円~。

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