JAL松山支店は4月28日、空港限定「えひめ空スイーツ」として「いよかんWフロマージュ」を発売する。
商品は、JAL松山-東京線が今年7月に就航20周年を迎えるのを記念したもの。日本航空松山支店(千舟町)とえひめ愛フード推進機構(一番町)が、愛媛県の豊富な県産品を使った新しい「ご当地スイーツ」を作ろうと企画し、広くアイデアを募集した。
選考基準は、愛媛県の県産品を材料に生かし独自性がある点。選考の結果、最優秀賞を受賞した廣瀬咲子さん(東京都)の「ふわとろ 半熟えひめフロマージュ」をモデルに同商品を開発した。
「愛媛県と聞いてまず思い浮かべるかんきつ類と、愛媛産の伯方の塩を組み合わせたら新しいおいしさが生まれるのでは-と考えてこのスイーツを作った」と廣瀬さん。
「同商品は蒸し焼きにして半熟に仕上げたスフレチーズで、清見タンゴールのコンフィチュールとデコポンのピールとの食感を楽しんでもらうスイーツだったが、味のインパクトがかなり強めだったためいくつか改良を施した」と話す。「清美タンゴールのコンフィチュールから伊予柑のピールに変更することで、苦味による味のバランスを取った。また、チーズケーキ自体の味のインパクトがかなり強いので、素材として使っている塩と柑橘の良さをチーズケーキで表現するために、プレーンなレアチーズと塩キャラメルのスフレチーズの2層に分けた。食感として伊予柑のピールをのせることで、目にも楽しい爽やかなチーズケーキに仕上げた」と同開発担当者。
価格は5個入りで1,050円。松山空港内のJALUX売店「ブルースカイ」と「スカイショップ」で販売する。
問い合わせは、JALUX関西空港松山支店(TEL 089-972-5630)、ハタダ(TEL 0120-459-082)まで。