水口酒造(松山市道後喜多町3、TEL 089-924-6616)は8月、道後フィズシリーズの新商品として、愛媛県松山産ブルーベリーを使用した「松山青空・フィズ」を発売した。
同商品は軽い甘さとさわやかな飲み心地が特徴。珍しい青の色合いは一筋の雲がたなびく「坂の上の青い空」をイメージしたもの。これは、松山市の「坂の上の雲まちづくり」を応援する商品として開発された同商品は、程よい甘さと酸味のバランス、微発泡の軽い後口が特徴。
同シリーズは、1999年に岩城島産ライムを原料とした「岩城ライム・フィズ」を発売して以後、バレンタインデー限定の「チョコ・フィズ」、伊予の薄墨桜をイメージしたチェリー味の「サクラ・フィズ」、久万高原町の特産品、減農薬・減化学質肥料栽培の厳選された桃太郎トマトを使用した「久万高原トマト・フィズ」、JA愛媛たいきスイカ部会の有機肥料を使い大切に育てられたエコラブスイカを使用した「大洲エコラブスイカ・フィズ」の5種類のフィズを販売し、「第3回松山ブランドコンテストNEXT ONE」では優秀賞も獲得した。また、本年7月末のビール・発泡酒の仕込み分より、「愛媛県産はだか麦」を使用し、「さらにおいしさを増した」(同社の水口社長)という。
「地産地消の趣旨に賛同し『愛ある県産品』として、また、道後の土産品として思い出に残る商品を目指している」とも。
価格は200ミリリットル347円。アルコール分は5%。道後の土産物店などで販売する。