独ルートヴィヒ美術館所蔵「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」始まる

アレクセイ・フォン・ヤウレンスキー「髪を花で飾った女の顔」   (c)Museum Ludwig Cologne

アレクセイ・フォン・ヤウレンスキー「髪を花で飾った女の顔」   (c)Museum Ludwig Cologne

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 愛媛県美術館(松山市堀之内、TEL 932-0010)で10月1日、企画展「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」が始まった。

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 同展は、20世紀美術のコレクションで世界的に知られる「ルートヴィヒ美術館」の所蔵作品を集めたもの。同館コレクションの特色でもある質量ともに充実したパブロ・ピカソの作品群の中から、「モンマルトルのカフェ」「緑色のガウンの女」「読書する女の顔」など、初期から晩年に至るまでの各時代の典型となる絵画8点を展示する。

 併せて、アンリ・マティスの「静物」やマルク・シャガールの「妹の肖像」などのモダン・アートや、アンディ・ウォーホルの「ペーター・ルートヴィヒの肖像」などのポップ・アート、日本でも展覧会が行われたことがあるアンテスやペンクなど、ドイツを代表する現存作家の作品など計60点ほどを幅広く展示する。

 9月30日には開展式も行われ、主催者や関係者、招待客とルートヴィヒ美術館の関係者らが企画展実現を祝った。

 「松山でこれほどの作品を見ることは難しいと思う。両館の友好な関係の末に実現した企画。せっかくなので、20世紀の歴史に生きた巨匠たちの感性と知性が詰まった作品を、時代背景を感じながら、余すことなく堪能してもらえれば」と同館の遠藤課長。

 開館時間は9時40分~18時。休館日は10月6日・13日・19日・26日、11月4日。観覧料は、大人=1,000円(当日券1,200円)、高大生=600円(同800円)、小中生=300円(同500円)。11月8日まで。

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