松山で東京の劇団が公演-四谷怪談になぞらえ戦後の混乱期・描く

四谷怪談になぞらえた物語で、戦後の混乱期を描く

四谷怪談になぞらえた物語で、戦後の混乱期を描く

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 松山市民会館(松山市堀之内)中ホールで7月6日、演劇「お岩幽霊 ぶえのすあいれす」の公演が行われる。主催は日本劇団協議会。

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 同公演は、制作を手がける「流山児★事務所」の代表で日本演出家協会の副理事長を務める流山児祥さんが、愛媛での演劇活動の盛り上がりに共感し、東京と出身地の九州に並んで松山でも公演を行うことが決まった。

 内容は、戦後の混乱期で朝鮮戦争の特需に沸く北九州を舞台に、人間の欲とその犠牲になったものを、四谷怪談になぞらえて描き出す。

 「これまでも『四谷怪談』という題材は、映画、小説、演劇など何度も扱われているが、今回はある男の向上心に焦点を当てている点が特徴。金や地位や名誉など、何かを得るために、持たざるものが良心、妻、子など自分にとって大事なものを捨てていかざるを得ない状況におかれる。彼は一見悪者だが、日本の戦後復興と同時に犠牲を払った多くの人たちの1人。わたしたちがその恩恵を受けている。その点について、この演劇を見た人たち一人ひとりに、それぞれの受け止め方で考えてもらえれば」と同NPOの鈴木美恵子さん。

 開演は19時(18時30分開場)。チケットは、前売り=3,500円、当日=3,800円、学生割引=2,500円。デュークショップ、いよてつ高島屋、明屋書店本店、大街道店で販売している。問い合わせは、同NPO(TEL 089-931-3996)まで。

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