松山市のロープウェー街・大街道・銀天街を中心に8月27日、「えひめスイーツストリート」が始まった。
主催は、えひめ愛フード推進機構(松山市一番町4)と愛媛新聞グループ。愛媛県産の農産物などの特長を生かして作られた「えひめスイーツ」の発掘や農商工連携による新商品の開発、それらの広報・宣伝・PRを行うことで、県産農産物のブランド化や認知度を上げるとともに、販路・消費拡大を図ることを目的に行なっている「えひめスイーツプロジェクト」の一環として今年から実施する。
同イベントには、開催エリア内にある「えひめスイーツ」を提供する43店舗が参加。NPO法人松山大学学生地域創造研究所「Muse(ミューズ)」(文京町4)が取材・制作し、各店の場所と提供する商品をイラスト付きで紹介する「えひめスイーツストリートマップ」を各所で配布する。シールラリーのほか、トークイベントや小学生が描いた「みんなの『こんなスイーツ食べてみたい!!』」絵画展、県産農産物の販売やマルシェなど関連イベントも開催する。
「昨年から始まったプロジェクトの中核である『スイーツコンテスト』は出品者・参加者とも増加しており、総合的に見ても、一般消費者の注目度は高まっていると実感している」と同イベントを担当する同機構事務局長の玉田光彦さん。
「このイベントをきっかけに、美味しいスイーツを通じて、多くの人に県産農産物の良さや活用方法を知ってもらい、消費拡大につなげていくことができれば」(玉田さん)とも。