松山・住吉に3月1日、NPO法人「えひめ障害者ヘルパーセンター」が運営するたこ焼き店「あいプロのたこちゃん」(松山市住吉2、TEL 089-953-1717)がオープンした。
同NPOの事業で障害者の就労支援を目的とした「アイプロジェクト」の一環で出店した。同事業ではその他にも地元飲食店とコラボした「わらじストラップ」の製造販売も行う。
たこ焼き店は昨年11月にプレオープンし、スタッフも販売に慣れてきたため、今回正式オープンとなった。調理は聴覚障害を持つ人、接客は視覚障害を持つ人、サポート職員の3人で運営している。
同NPO代表の金村さんは「障害者の仕事の向き不向きもあり、きちんと提供できるものになるまでには時間がかかる。営利目的ではなく障害者サイドに立った目線で福祉を展開していきたい」と話す。
メニューは「たこ焼き」(180円)と「米粉たこ焼き」(200円)。タコは地元・三津浜で捕れたものを使っている。テークアウトのみ。
「目的は社会支援なので、たこ焼き事業をツールに障害者の社会に出る機会を増やしていければ」と金村さん。
営業時間は11時~14時。金曜・土曜・日曜・祝日定休。