愛媛県生涯学習センター内の愛媛人物博物館(松山市上野町、TEL 089-963-2111)で6月23日から、企画展「遥かなる縄文の記憶~最新成果から探る愛媛の縄文時代の後・晩期~」が開催される。
同センターと愛媛県埋蔵文化財センターの共同企画展。国内最古級の上黒岩遺跡をはじめ、多くの縄文時代の遺跡がある同県。同展では、最近調査が行われ報告書を作成した松山市北井門遺跡2次調査と四国中央市上分西遺跡の新たな研究成果を取り上げ、縄文時代後期中ごろ~末までの3000年~3500年前の生活や精神文化を紹介する。
会場では、松山市北井門遺跡で見つかった約3000年前の土器棺墓や四国中央市上分遺跡で見つかった約3500年前の縄文土器などを展示する。
関連行事として、講座「縄文時代の技術」や「縄文土器のはなし」、当時の食材と道具を使った「復元!!縄文スイーツ」の提供なども予定している。詳細はホームページで確認できる。
開館時間は9時~17時30分。月曜定休(祝日が月曜の場合は翌日、7月23日は開館)。観覧無料。7月29日まで。