松山のギャラリー「work of art Gallery 3ta2」(松山市高井町、TEL 089-970-1043)で6月29日、二人展「ネガイ…」が始まった。
同ギャラリーでは暮らしの中に生きるものや彩りのあるものを大切にした手仕事・クラフトを中心に企画展を開催している。レンタルスペースとして、作り手の作品を発信する個展・グループ展の場になっているほか、教室やワークショップも企画している。
同展では「願い」をテーマに、岡山在住で木版画を制作する雨玉舎の星江美さんの平面作品と、東京在住で陶人形制作「わかま」の高橋わかなさんによる立体の作品を展示する。星さんは岡山の鏡野町の山奥で虫やカエル、草木に囲まれ、暮らしに寄り添う木版画作り、高橋さんは傍らに寄り添い語りかけてくれるような人形作りがそれぞれ特徴。
同ギャラリーオーナーの三谷さんは「2人ともストーリーのある作品を制作される作り手。時と場合によっていろいろな形の願いがある。気持ちに寄り添って背中を押してくれるような作品に出会える企画展になれば」と話す。
開催時間は11時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。7月8日まで。