松山大街道商店街で10月14日、イタリアンレストラン、地元農家、パン作家が共同で行う「パンフェスタ・バールフェスタ」が行われる。
同イベントは大街道30周年記念事業の一つで、愛媛の飲食店と商店街を盛り上げるため、松山三越と大街道商店街振興組合の協力を得てバールとパンフェスタを同時開催することになった。当日は、「リトルヨーロッパ」をイメージし、松山三越大街道入り口前にイートインコーナー、調理ブース、パン販売ブース、マルシェを設置。飲食ブースにはワーゲンバスを壁替わりに置く。
バールには「イタリアンバルTORAISHI」「ORSO」「Crepe cafe Coco」「the blue marble ブルーマーブル」「Pasta&pizza Fortuna」「LA CUCINA PePe」が参加。各店のオーナーシェフが地元野菜を使い、調理ブースで料理する。野菜は中予地方局・中予農産物おみあいプロジェクトによる県産野菜を使う。料理はイートイン、テークアウトが選べる。使用する県産野菜はマルシェで販売するほか、各店オリジナル商品やパスタ、オリーブオイルなどシェフが使う商品も販売する。開催時間は11時30分~16時。
パンフェスタは「CAFE CABARET」、「バー六本木」、「fu mikaden」「ミクパン」、野上さやかさん、高橋美知子さんら、パン店や個人のパン作家によるパンを販売する。パンフェスタの開催は2回目。前回開催時はオープン前から200人の行列ができたという人気イベント。商品は売り切れ次第終了。開催時間は10時~12時。
パンフェスタ終了次第、パン販売ブースでは大道芸人によるジャグリングなどのステージでのショーを予定する。
主催者のLA CUCINA PePe代表の中山浩二さんは「今回のイベントを通じ地域食材に対して取り組んでいる飲食店があることを知ってもらい、生産者と消費者との橋渡しができれば」と話す。「シェフによる実演も行うので普段話すことのないシェフとの会話を通じ店のことを知ってもらいたい。街の活性化につながるイベントにしていきたい」とも。