愛媛県視聴覚福祉センター(松山市本町6)の多目的ホールで5月11日、「EHIME Ventures Summit(エヒメベンチャーサミット)」が開催される。
同サミットはサムライインキュベート(東京都品川区)とトーマツベンチャーサポート(千代田区)が共同して全国で開く47都道府県ベンチャーサミットの一環。東京だけでなく、全国どこでも起業しやすい環境を作ることを目的に各地で開催している。
実行委員会は愛媛大学の学生4人で結成。大学生を中心とした実行委員会は全国では初めてという。3回生で企画責任者の武田知大さんは、サムライインキュベート社長の榊原健太郎さんと起業イベントで知り合ったことがきっかけで、実行委員を務めることになったという。
今回のイベントでは「起業家精神」に着目。第1部では、榊原さんが「成功する起業家の共通するマインド」をテーマに基調講演を行う。続く2部はエイトワン(西石井4)の大藪崇社長とNPO法人「いよココロザシ大学」(緑町1)の泉谷昇学長らによる講演ラリー。起業家精神についてどのように考え、事業のなかでどのように実践しているのかについて20分ずつ講演した後、榊原さんを交えて3人でパネルディスカッションを行う。
3部では、創業前や創業して1~2年で県内にとどまらない事業展開を考える起業家によるビジネスプランプレゼンテーションを行う。プレゼンターは同大在学中の舟木類佳さん、創夢パートナーズの白石昌弘さん、affettiの孕石修也さんの3人。4部では、ピーエスシー(三番町4)の相原輝夫社長による基調講演を予定している。
武田さんは「今回にとどまらず、ベンチャーサミットは継続的に行っていきたい。来場者アンケートからニーズにあったものを展開し、今後は県外からの講師も招きたい」と意気込む。
開催時間は14時~18時。