松山市青少年センター(松山市築山町)で3月8日・9日行われる「キッズ食堂」の「こどもシェフ」を現在募集している。
主催は、昨年11月に食をテーマに教室やイベントなどの企画運営をするため立ち上がった市民団体「Dear Food」。「松山市青少年育成市民会議坊ちゃん夢金庫助成金」を受け開催が決まった。「簡単だけど手を抜かない」をテーマに、おいしさだけでなく健全な体を作るための食生活の提案を行う。
同団体の代表は「おべんとう作家」の尾原聖名さん。「子どもの食の自立をサポートし、自分なりの価値観を育み、世代間、国籍を問わず、幅広いコミュニケーションを生み出していきたい」という。
当日は子どもたちが家族をもてなすために料理を手掛ける2日間限りの食堂がオープンする。子どもの状況を見て調理などの役割分担も行う。
メニューは各日2部制。1部はだしから作るランチメニュー「親子丼とおすまし」、2部は、葛(くず)から作り卵アレルギーの人も参加できるカフェメニュー「くずもちのフルーツあんみつ」。
参加費は1,500円(参加者本人と1人の食券付き。追加1人につき500円追加。2回参加の場合は1回1,000円(計2,000円))。対象は4歳~小学生。準備物はマスク、三角巾、エプロン、ハンドタオル1枚、ファイル、布巾。おとなボランティアスタッフも募集する。
今後は、そば打ち職人やパティシエ、外国人などを講師に招き、「食」を楽しむイベントを企画していくという。
申し込みはメール(team-mina@md.pikara.ne.jp)または電話(090-5272-7071)で。締め切りは3月3日21時。定員になり次第終了。