愛媛県美術館で「良寛墨宝展」-晩年に身を寄せた旧家の所蔵作品公開

子どもと歌を愛した良寛展

子どもと歌を愛した良寛展

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 愛媛県美術館(松山市堀之内、TEL 089-932-0010)で現在、「良寛墨宝展-最晩年の芸術と生涯-」が開催されている。

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 良寛は、子どもたちを愛し一緒に遊んだという行動でも良く知られている。良寛は「子どもの純真な心こそが誠の仏の心」と解釈し、子どもたちと遊ぶことを好み、かくれんぼや手まりをついたりしてよく遊んだという。

 江戸後期の歌人・書家としても有名な良寛の和歌の師は「万葉集」。人に借りてこれを愛読し、その影響を受けたという。

 同展は、良寛が最晩年に身を寄せた木村家が所蔵する作品を全面公開するという、全国でも貴重なもの。良寛を師と慕った安田靫彦(ゆきひこ)氏や、愛媛県出身の村上三島氏の書なども展示する。

 期間中、関連イベントとして講演会、美術体験講座、フロアレクチャー、書写・書道コンクールなどを行う。

 開催時間は9時40分~18時。月曜休館。入場料金は、一般=1,000円、高大生=700円、小中生=500円。5月31日まで。

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