松山で月刊絵本誌「こどものとも」原画展-地元出身MAYA MAXXさんの作品も

迫力の原画を前に読み聞かせを楽しむ子どもたち

迫力の原画を前に読み聞かせを楽しむ子どもたち

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 愛媛県美術館(松山市堀之内、TEL 089-932-0010)で現在、「こどものとも絵本原画展」が開催されている。

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 「こどものとも」は、絵本の専門家でないアーティストを起用するなどして注目を集める福音館書店発行の月刊誌。同展は、同誌の中から選んだ16作品分の原画約270点を紹介するもので、各県を巡回している。

 「印刷の絵と比べ、実際の原画を見るとそれぞれのページが一つの作品のように緻密(ちみつ)で迫力がある。展示方法も、通常の展示位置より低く作品を設置することで、子どもの目線に合わせている。さらに作品の横に文も添えることで、大人が子どもに読んであげるようなスタイルにしたのも特徴」と同館学芸員の箱田千穂さん。

 「美術館だからと気兼ねせず、絵本を読み聞かせてあげ、子どもたちにとって豊かな経験にしてもらえれば。ほかにも、土曜・日曜は絵本の読み聞かせを行ったり、閲覧用の絵本を用意したりするなど、絵本に触れ合う機会を多く設けている。お子さんやお孫さんと一緒に楽しんでもらえれば」(箱田さん)とも。

 愛媛県での開催にちなみ、同県出身作家のMAYA MAXXさんの作品も出展している。

 開催時間は9時40分~18時。月曜休館。7月5日まで。

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