道後に「地元商品販売ブース」開設へ-地域ブランド構築目指す

地元商品ブースが新たに設置される道後温泉観光会館

地元商品ブースが新たに設置される道後温泉観光会館

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 道後温泉観光会館(松山市道後湯之町6、TEL 089-921-3708)1階で現在、「地元商品販売ブース」の準備が進められている。主催は道後温泉旅館協同組合。

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 同会館は、土産などの店が立ち並ぶ道後ハイカラ通りの道後温泉駅側入口にある建物で、道後温泉やその周辺の観光情報、道後の旅館やホテルの情報を発信する。そのほか、道後温泉本館を再現した模型や、夏目漱石のリアルな人形、人力車なども展示する。道後の散策で疲れた足を休めるのに適したいすやお手洗いも備える。

 「従来、情報面など観光に関するポータル的な役割を担ってきたが、今後は観光だけでなく、関連する分野についても一体的に取り組んでいきたい。『地産地消』もキーワードに市内や県内から商品を調達する。現在のところ、農水産物の加工品など食品系が主体となる見通しで、時期としては、準備が整い次第スタートを予定する。その後、同ブースをアンテナショップ的な存在にできれば」と同事務局担当者。

 さらに、「今年度は地産地消をテーマとした『道後の料理』開発にも取り組む。料理の種類は限定せず、各個店のオリジナリティーを生かした料理を開発していくもので、観光資源の要素となる食の面にも力を入れ、地域としてのブランド力強化につなげていく」と話す。「道後ブランドの強化により、県外観光客の増加だけでなく、県内での域内観光促進にも大きく期待したい」とも。

 開設時期は未定。

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