砥部町文化会館（伊予郡砥部町宮内）で12月23日、「第18回ハンドクラフトマーケット」が開催される。

冬にちなんだ商品が並ぶブース

　個人で手作り品を製作している人や販売している人々が出店・販売することで、人や物のつながりや今後の製作・販売意欲を高めることを目的として開かれる同イベントは、今回で18回目。年に2回開催し、毎回500～1000人ほどが来場。購入者と作家が直接コミュニケーションを取る機会となっている。

　今回は40以上の店が出店し、バッグやポーチなどの布小物、天然石やレジン、ビーズを使ったアクセサリーをはじめ、手袋やマフラーなどの冬用小物や砥部焼といった季節や地域にちなんだ物品を販売する。会場内には、オーガニックコーヒーやブラウニーなどを楽しめる出張カフェ「おでカフェ」や、オムライスやチャーハンなどの昼食を提供する「タンポポ亭」で飲食ができるスペースを設ける。

　ブースでの販売のほか、1階正面ロビーで「砥部焼の絵付け体験・ロクロ体験」も開催。砥部焼に文字や絵を描いてオリジナルの作品を作ることができるほか、砥部焼も展示販売する。

　当日は「第10回チャリティフェスティバル」も同時開催。和太鼓集団「鼓太朗」による和太鼓演奏や、「HIROKO’DANCENTER 砥部クラス」によるキッズダンス、「砥部ウインドアンサンブル」による「クリスマスチャリティコンサート」などのパフォーマンスが行われる。プログラムは午前の部と午後の部に分かれ、両プログラムに来場した人先着25人に砥部焼おやゆび皿を贈呈する。

　同館担当者は「抽選式ではあるものの、初めてブース出店する人とお店を持っている人の交流の場になればと考えている。出店者と来場者が気軽に触れ合える場を提供すると同時に、文化会館に親しみを持ってもらえるイベントとしても企画していければ」と話す。

　開催時間は、ハンドクラフトマーケット＝10時～15時30分、チャリティフェスティバル＝10時～11時45分（午前の部）、13時30分～15時（午後の部）。