東雲大学(松山市桑原3)の構内にあるチャペルで12月20日、クリスマス・キャンドル・サービスが行われた。
キリスト教精神に基づく教育を目指して建学された東雲学園の大学・短期大学が1997年に「唱歌賛美礼拝」として始めた同イベント。その後、「地域の人にもっと気軽に参加してほしい」との思いから、名称を現在の「クリスマス・キャンドル・サービス」に変更して開いてきた。
当日は中高校部のハンドベル部による演奏のほか、大学の聖歌隊やオルガニスト、吹奏楽部の生徒らが演奏を披露するミニコンサートを行い、終了後には隣接するホールでお菓子や飲み物を振る舞った。中学生以下の子どもたちには、同校のボランティア団体「松山東雲シグマソサエティ」の学生らがプレゼントを手渡した。
構内は大きなクリスマス・ツリーをはじめ、きらびやかなイルミネーションで彩られている。
11月22日に行われたクリスマス・ツリーの点灯式には学校関係者のほか地域住民も多数訪れ、セレモニー終了後には約350人がボランティア学生が配る温かい飲み物で体を温めた。
同校キリスト教センターの水島祥子さんは「地域の方々と共にクリスマス、キリストの降誕を祝う場として親しんでいただきたい。毎年小さなお子さまもたくさん来られる」と話す。
クリスマス・ツリーとイルミネーションの点灯は12月25日まで。一般観覧者の入場は19時まで。駐車場は同校東門入り口付近のスペースを利用可能。