松山の地酒専門店で日本酒イベント-大学生が企画、4蔵元がPR

蔵元の人と交流しながら酒を楽しんでいた

蔵元の人と交流しながら酒を楽しんでいた

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 愛媛の地酒のアンテナショップ「蔵元屋」(松山市一番町1、TEL 089-934-5701)で11月29日、若者に日本酒を楽しんでもらうイベント「Let’s enjoy SAKE party!!」が開催された。

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 同イベントは、愛媛大学サークル地域文化研究会代表の水元裕介さんが企画した。地域文化研究会は、「日本酒」を中心に地域の食・酒文化を楽しみ、学び、仲間を増やして地域を盛り上げていこうという趣旨で活動を行っている、愛媛大学公認サークル。現在は、日本酒をテーマにしたイベントの企画と実施を主な活動としている。

 「日本酒を普段あまり飲みなれていない若い人に、『日本酒っておもしろい!』と思ってもらえる機会を作りたかった。同時に、『またここに来たい』と思わせるコミュニティ作りを目指しています」と、水元さんは話す。

 今回のイベントには、20代を中心に16人が参加。そのほか、「御代栄」「酒仙栄光」「千代の亀」「宮の舞」の4酒造メーカーの蔵人もゲストとして参加した。イベントでは、蔵人が語る日本酒秘話やおいしい飲み方など、酒造メーカーならではの話題を披露。フードも、普段は食用には使わない日本酒用の米「松山三井」で作ったおにぎりや雑炊などを用意した。

 「日本酒のおいしさや楽しさを、今回のイベントで伝えられたと思う。でも、まだその良さを知らない人も多い。これからももっと広めていきたい」と水元さん。

 地域文化研究会では、来年2月ごろにも地酒を取り入れたイベントを行う予定。問い合わせは、同研究会の水元(breakabledolls@gmail.com)まで。

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